冷え取り健康法をのんびりはじめて、1年とちょっと経過しました。
冷え取り健康法は、シルクの靴下と綿の靴下を重ね履きして、身体から冷えとなくすことで、健康になろうという考えの健康法。
わたしはすぐに悩むタイプなので、冷え取り健康法についてはまだブログではちゃんと語っていません。
いいこともあるけど、人によっては「辛くて耐えられない!」と思うこともあるから、ちゃんと伝えられるのかなと思って、書けていませんでした。
「冷え取り健康法」でネット検索をかけたとき、冷え取りのいいところを書いたブログや、めんげんが大変だけど続けているという記事はよくみますが、逆に「冷え取りが辛くてやめた」という人をあまりみかけなくて、冷え取りをやっている方々は、自分の周囲にいる人たちにどう説明してるのかなと疑問になってきました。
冷え取りをはじめてからのわたしのめんげんの推移
冷え取り健康法は、とてもシンプルな考えかたで、シルクのもつ排毒作用を利用して、体外に悪い毒を追い出そう。
だから、絹と綿を重ねて靴下を履こうというもの。
排毒作用は、自然の流れとしては、排便、排尿などで出ていきますが、頭痛、下痢、湿疹など姿を変えて症状が出ていくことがあるといわれていて、それをめんげんといいます。
今年に入ってから、冷え取りを前向きに考えられるようになりました。
アトピー患者さんであれば試したことがあるかと思うけど、冷え取りをはじめて、始めて激しい湿疹になる人は大変なんじゃないかと思って、アトピーや湿疹のときに試してみてもいいかもという対処法をまとめてアップしました。
関連記事はこちら →
「冷え取り健康法」のアトピー・湿疹のめんげんがツライときに試す5つの方法
最初は興味本位で始めましたが、冷え取りをやりはじめてすぐに顔の肌荒れが悪化・・・。
小さいころから喘息、アトピーもちだったわたしは、めんげんが全部アトピーになって出ていたんです。
わたしの場合、冷え取りをする=脱ステロイドをするということだったんです。
■2012年1~3月頃 1回目のめんげん
- 顔に湿疹が出始め、おでこが真っ赤になる。頭皮にかゆみ発生
- 腕の内側に湿疹
- 両足の太ももに湿疹、真っ赤に腫れ上がる
もともとアトピー性皮膚炎と言われて、ずっと投薬している身です。
さらに、約30年近くはステロイドと言われる強い作用の塗り薬を続けていました。
冷え取り健康法と出会って、突然薬をやめたわたしは、アトピーが悪化したんだと思い、これ以上は耐えられないと塗り薬を再開しました。
4月あたりには綺麗になりました。
薬を塗って治らなかったら、もっと問題ですよね(^^;)
夏場は、紫外線と汗でもともと湿疹が出るタイプです。
その時期の湿疹は、めんげんだったのかどうかはわからないのでカウントしません。
■2012年9月以降 2回目のめんげん
このあたり、仕事が終わらなくて、かなりのストレスと無理がたたり、神経性胃炎と下痢に襲われました。
めんげんだなんて考えなかったけど、今から考えてみると、もしかしたらこれもめんげんだったのかも。
でも、めんげんだと思わなったし、胃も痛く逆流性食道炎にもなっていたことで、病院で薬を処方してもらい、飲みました。
身体を起こしていられなくて、ずっと寝たきりでした。
最近、これはめんげんなんだと思ったのは、逆流性胃炎だと言われたことを考えてみて、「要するに食べ過ぎなんだ」と思い当りました。
そこで、わたしは食事のとり方を変えてみることにしました。
「ゆっくり噛んで食べる」 ただこれだけだけど、食べる量は減ってきて、胃の負担も減った気がします。
■2012年12月~現在 3回目のめんげん
- 両足の太ももに徐々に湿疹が出始め、真っ赤に腫れ上がる
- 両腕に湿疹が多発、頭皮にかゆみ
- おでこに湿疹
- 首に湿疹
- おでこが一時的に改善、次に再びおでこと頬が真っ赤になりました
3回目のめんげんのとき、実は冷え取り用の靴下を一新したんです。
そうしたら、1回目でめげた太ももが真っ赤になったので、「これは確実にめんげんだ」と思いました。
足は湿疹で腫れて痛かったけど、太ももは人に見られないし、たくさん毒が出てるなと辛抱していました。
両腕に出たときも結構平気でした。
小さいときから出ているところだし、まあ当然出るだろうと思ってました。
おでこも、1回目のめんげんで途中で薬を塗っちゃったところですね。
1月は我慢をして薬を塗らずに乗り切りました。
そしたら、綺麗な肌が出てきたじゃないですか!!!!
すごいうれしかった!
でも綺麗な時期は3~4日だけで、再びめんげんが出てきました。
今、これに襲われているわけですが、これはキツイ(/_;)
おでこから、耳沿い、頬にかけてぶつぶつと湿疹が出始め、全体的に顔が真っ赤に・・・。
さすがにへこみました。
でも、「毒が出てるんだ」と思って冷え取りを続けていたのですが、周囲の人に激しい心配をかけていることをわたしは失念していたんです。
冷え取り健康法をはじめて1年とちょっとのわたしが思うこと
冷え取りは、身体から悪い要素を出すときにめんげんという好転反応が出て、体調不良になることがあります。
本人は見た目の湿疹が酷いけど、見た目ほどではないので、へこんでいたけれど結構普通に生活していました。
それでも、ここのところはめんげんが本当にきつく、参っていましたけど・・・。
身体の湿疹の場合は隠せるけど、顔と首は隠せなくて、どうしても人に見られてしまう。
アトピーのめんげんというかたちで、ガンになるかもしれない体内の悪いところが出ていることは、ものすごいたくさん冷え取りの本を読んだので、理解しています。
理解することと感情は別ですよね。
でも、やっぱりこんなに荒れて酷い湿疹になる自分を「ちょっと怖い」と思ってしまいました。
顔面が全部真っ赤に腫れ上がってしまって・・・ それに、周囲の人(家族)は心配しますよね。
特に母に、「わたしが健康に産んであげられなかったから・・・」と涙ながらに言われてしまい、「ちょっと遠いけれど大きな病院で徹底的に調べてもらおう」と家族に言われました。
わたしは自分のことだけを考えて家族に心配をかけてしまったことを悩みました。
自分は「毒がちょっと減ったかな?」とか思っていただけだけど、わたしの顔と首の惨状を見た家族は、それを見てずっと悩み、冷えを作っているということですよね。
自分だけがよければいいのか──真剣に悩んで、やはり薬を使うことを決めて、薬を飲み、塗り薬を再開しました。
病院の薬、他の健康法を併用して上手につきあってみる
冷え取り健康法を始めた人はわかるかもしれませんが、冷え取りの教えはこんなかんじ。
冷えを作らないためには病院の飲み薬、塗り薬は使わないで、身体から悪いところをどんどん出せばいい。
素直にやれば、それほどひどくないようだと言います。
そして、本にはアトピーのめんげんはひどいうちには入らないと書かれていました。
内臓にめんげんが出るよりは楽な出方だと思いますが、わたしは家族を激しく悩ませて続けるものなのかと考えてしまいました。
こう考えたのは、実は結構時間がかかっていて、ずっとネット検索をして、色々な人の記録を読ませていただいていました。
冷え取り靴下で有名な「冷えとり靴下の841」の店長さんのブログを読んでいたとき、「冷えとり健康法と波長が合う?合わない?」という記事と出会いました。
ここでの店長さんと読者さんのコメントのやり取りを見ていて、考えがやっと決まりました。
冷え取りは続けます。
でも、家族が心配するなら、病院に行って治療も受けようと思いました。
病院に行くけど、薬も量を減らしていきたい。
そして、他にも身体にいいことをやってみようかと思いました。
・・・というか、健康については色々やっていましたが、一つだけ避けていたことがあります。
- 運動をする
アトピー持ちの人で、そういえばスポーツマン、スポーツウーマンの人はあまりいない気がする。
代謝をよくすることで、悪いものを外に出す努力をする。
靴下だけ履いて、楽をしようとしていたこと、忙しいからといって外を歩くこともしていなかった。
悩み続けていれば毒がたまって当たりまえですよね!
冷え取り健康法は、自分が症状が出たことで、排毒の効果が期待できると思う。
でも、自分だけで生活しているわけじゃないし、周囲の人の心配も考えて、わたしにあう健康法を取り入れていきたい。
そうやって、わたしとわたしの周囲がハッピーになれることを模索していきたい。
とりあえず、ウオーキングから初めてみようかなと思っています!
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