2012年に厄年だったので厄除けに東京都足立区にある関東三大師の一つの西新井大師でお祓いをしてもらいました。
パワースポットでもあるようです・・・!
今年は何もないだろうけど、一年間、大きな事件・事故がなかったので、お札を返しに行って、わたしは気がつきました。
「まだ厄年は終わってなかった・・・!!!!」
わたしは昨年が本厄だったので、後厄というのがまだ残っていたんです・・・!
年始に地元の神社に初もうでに行っているんだけど、そのときは気がつかなかった・・・!
→ 西新井大師
厄除け(やくよけ)って何?
厄年は、数え年で男性が25歳、42歳、61歳、女性が19歳、33歳、37歳、61歳。
厄年とその前後1年でよくないことがあるといわれています。
厄の前兆があらわれる前厄・厄のおそれが薄らいでいく後厄は、気が緩んでいて本厄のときよりも不幸があったりすることが多いといわれています。
なぜか不思議と厄年といわれている年齢で、身内が亡くなったりと不思議なことがあるんですよね・・・。
厄年の中にも「大厄」といわれるものがあって、そのときは特によくないことが起こるとされています。
大厄は、男性は42歳、女性は33歳。
大厄の年には大きなことをすると厄が祓えるとされているので、家を建てたり出産したりするといいんだそうです。
厄年というとなんか怖いものの気がしますが、あまり気を張ることはないと思います。
わたしの好きな風水では、悪いことだけではなく良い方向に厄を持っていって『飛躍』することも出来るといいますからね。
できれば、いいほうに変えていければいいな~と思っています。
お護摩とは
『厄』を『飛躍』に変えたいところですが、思ったところでそうできるかどうか・・・さすがに素人にはわかりません(^^;)
何もしないのも気になるので、わたしは年始に西新井大師でお札を貰っています。
特に数え年で大厄の前厄といわれる32歳のときから祈祷してもらい、今年も行ってきました。
お坊さんに拝んでもらうことを「護摩(ごま)」と言い、護摩壇(ごまだん)と呼ばれる火炉に護摩木(ごまぎ)と呼ばれる木材を燃やして、煩悩を焼却、無病息災をお祈りしてもらうことです。
お札は、ちょっと大きな木の板(木札?)で、自分の名前と数え年が書かれているものを、お坊さんが燃やしている火にくぐらせます。
これで、何かあっても木札が今後は守ってくれるということになります。
西新井大師で厄除けをしてきました
東京都足立区にある西新井大師は、関東三大師の一つで、真言宗の開祖である弘法大師が開いた関東随一の厄除け・開運の霊場です。
「西新井大師」と呼ばれていますが、正式には 「五智山遍照院總持寺」というんだそうです・・・漢字が難しい・・・。
疫病に悩む人々を救おうために、弘法大師さまが十一面観音像を作り、21日間の祈祷を行ったところ、枯れた井戸から水が沸き出てきて、人々病が治ったと伝えられています。
(歴史的には、弘法大師は空海のことです)
その井戸が本堂の西側にあるので「西新井」と呼ばれるようになったんだとか。
(写真を撮りわすれました・・・)
毎月「21日」には、境内には屋台などの露店が並びます。
現代風には『縁日』といいますが、本当は神仏と自分の縁を結び日という意味で、屋台があることをいうのではないんだと、お坊さんの説法で聞きました。
・・・知らなかったです!!
ちなみに「関東厄除け大師」と「関東三大師」 は微妙に意味が違うそうです。
お護摩では、西新井大師のご本尊の十一面観世音菩薩さま、弘法大師にお祈りをして厄除けをしてもらいます。
■ 塩地蔵(いぼ取り地蔵)さまが有名
山門を入ってすぐ、左手に足元が真っ白のお地蔵様がいます。
名前を塩地蔵といい、足元は参拝者がかけたお塩でいっぱい!
塩地蔵さまの足元の塩をいただいて帰り、イボに塗るとたちまちよくなると言われています。
イボだけではなく神経痛にも効果があるとのこと。
治癒したら、お塩は倍返しをするんだそうです。
それで足元にたくさんのお塩があるんですね。
■ 手水舎(ちょうずや)には必ず行こう!
塩地蔵を通過してちょっと行くと、右手に手水舎があります。
神社にもありますが、ここで手を洗い、清めてから参拝にいきます。
手水舎は、本来ならば川などで水の中に入って、身体を清めてからお参りすることになっていました。
でも、庶民には大変なことです。
「この略式の方法だけでもいいよ」と庶民のためにあるお浄めの方法なので、出来ればこれをしてから、神社やお寺にはお参りしたいところですね!
手水舎の基本的な作法
- 右手で柄杓(ひしゃく)を持ち、水をすくう
- 最初に柄杓の水で左手を洗う
- 柄杓を持ち替えて、右手を洗う
- もう一度、柄杓を右手に持ちかえる
- 清めた左手に水をためて、口に含んで出す
- 最後に両手で柄杓をもち、縦に柄杓を傾けるようにして、柄杓の中の水が持っている部分にかかるようにして、そっと元の場所に戻す
注意点としては、うがいをしないこと、水を飲まないこと、音を立てて口をすすがないこと。
・・・うがいは・・・ちょっと後の人が汚いです・・・(>_<)
基本的にみんなで使う場所なので、後の人のために綺麗に使い、最後は柄を洗って終わらせる、優雅で綺麗な作法です♪
■ 手洗い地蔵さまにお願い!
手水舎をすぎて、右手に光ったお地蔵さまが見えてきますが、手洗い地蔵といいます。
悪いところを洗ってあげると治るといわれているお地蔵さま。
足元にはお水が張ってあり、たわしもあるので、自分がよくなるといいなと思っている場所を擦ってあげます。
■ 本堂入り口が見えてきたら、受付をしましょう!
本堂が見えてくると、事務所があります。
厄除けの申し込みを行うことになります。
昨年拝んでもらったときの古札は、別におさめるところがありますので、そちらに渡しましょう。
■お護摩の時間は定期的にあるので、事前予約はいらない
大師さまにはたくさんの人が厄除けや方位除けにいきますので、基本は事前予約はいりません。
当日に事務所などの受付で、護摩祈願の申し込みをすれば、お祈りをしてもらうことができます。
申込みは、開始の10分前までなら受付てもらえます。
年始は大きな受付所が仮設でありますので、そこで申込み用紙を記載して、料金(祈祷料金?)を支払います。
■ 護摩の料金はいくらなのか?
3,000円、5,000円があり、10,000円以上は大護摩と呼ばれています。
金額は自分で決めるので、支払える金額でいいのではないかと思いますが、毎回とても悩みます(^^;)
3,000円、5,000円の両方をお願いしたことがありますが、ちょっと札のサイズが違うくらいです。
大護摩と呼ばれる10,000円以上の金額になると、直接手渡してもらえますが、基本はあいうえお順に置かれている札を取りにいくかんじになります。
3,000円でもいいかなと思うんだけど、ここ何年も祈願をしてもらっているのでお礼料も含めて、わたしは5,000円でお願いしました。
(ちなみに妹と父は5,000円でした)
護摩の時間帯は、西新井大師のホームページに掲載されていますので、もし行ってみたいと思ったら事前に調べてからいくといいと思います。
■ どれくらいの時間がかかるのか?
11時半の時間帯に申込みました。
受付時に「11時から入れます」と言われたので、11時に本堂に向かいました。
・・・混んでます!
毎回、お護摩は本堂の中には人が入りきらないで、立ち見の方もいらっしゃいます。
わたしたちは、11時に本堂にいったので、前から2列目あたりに陣取ることができました。
以前は、本堂はとても寒かったのですが、毎年改善されていて、畳が床暖房になったりと進化しています(笑)。
11時半に護摩が始まり、札をもらうと12時は過ぎていたと思うので、小一時間はみておいたほうがいいと思います。
十人以上の僧侶が出てきて、護摩が始まるのですが、初めてみると圧巻です!
わたしは、「厄が祓われたな~」という気がするのですが、自分の気がすめばそれでいいのかなと思います。
お札は護摩が終わったあと、別の場所でもらいます。
忘れずに立ち寄りましょう!
西新井は草団子が有名なのかな?
西新井大師の山門前には、ものすごい張り合っている草団子屋さんがあります。
行けばすぐにわかります。
この2店だけが突出して張り合っているから(笑)。
「中田屋」さんと「清水屋」さんです。
毎年一度しか行かないので、食べ比べはできませんが、今年は中田屋さんで草団子を買いました。
どちらも試食があり、おばちゃんが張り合うようにお団子を食べさせてくれます。
お団子はよもぎ100%と書かれていました。
あんこは、粒あんとこしあんが選べます。
粒あんにしたんだけど、個人的にはちょっと甘かったなぁ~。
牡丹の花
西新井大師は牡丹の花で有名で、花守りという太陽の光で色が変わるストラップがあるのですが、それがとてもカワイイです。
奈良の総本山長谷寺から移植されてきたという牡丹が有名で、「西の長谷寺・東の西新井」と言われたほど。
牡丹園があることでも有名です。
牡丹の花の咲く季節は春ですが、今回は寒さ対策がされた牡丹の花が植わっていました。
西新井大師への交通
車派の人には悲報です。
駐車場はありませんので、公共交通機関を使うか、民間の有料駐車場を使います。
わたしは電車で行きました。
東武伊勢崎線の西新井駅で大師線に乗り換えます。
一駅しかありません。
大師前駅で下車しますが、この駅は無人駅なので、料金は西新井の駅で支払います。
以前、電車で一駅だったら近いんじゃないかと思って、西新井駅から歩いていきましたが・・・30分はかかった気がする。
わたしは電車かバスで近くまで行くことをおすすめします。
- 大師線大師前駅 下車 徒歩5分
- 舎人(とねり)ライナー 西新井大師西駅 下車 徒歩20分
→ 西新井大師
コメント
厄払いレポ楽しいですね!
大厄の時には大きいことをすると厄が祓われるという考えも、とっても気持ちが晴れやかになりました(=^x^=)
necoさん>
厄年の厄をいいことに変えることができるといわれているので、厄払いをしたらあとは大丈夫だと思って気にしないことも大事かなと思ってますよ(#^.^#)