ホテル椿山荘東京といえば、老舗ホテルとして有名ですが、何よりも魅力的なのは都会だとは思えないほどの緑あふれる庭園です。
ホテル内の3階にある「ロビーラウンジ ル・ジャルダン」でアフタヌーンティーをお友達としてきたのですが、せっかくなので庭園を見てきました。
庭園へはホテルの色々なところから行くことができますが、今回は「ロビーラウンジ ル・ジャルダン」のすぐ左側にある階段から庭へと出て散策しました。
庭園の敷地面積は約2万坪!
想像していたよりもかなり広い、立派な自然あふれる庭園でした。
ホテル椿山荘東京 歴史と趣のある自然溢れる庭園
ホテルの庭園というから、ちょっとした日本風の庭があるだけだと思い込んでいたのですが、さすが椿山荘。
「庭」というよりも「小高い山」というかんじの本当に都会とは思えない緑の溢れる庭園でした。
ざっと地図を見ても、かなりの広さだということがわかるかと思います。
たまに「狸が出るかも」という看板もあるほどで、この緑の多さなら納得というかんじでした。
紅葉の季節にいったら、ものすごい綺麗なんじゃないかと思うほど!
ホテル椿山荘東京 庭DATA
1878年
全体指導:山縣有朋、施工:岩本勝五郎
林泉回遊式庭園
ホテルの1階から中庭へ出ました。
買ったばかりのミラーレス一眼・ルミックスGF5を持参して写真を撮ってきました♪
写真はまだ初心者なので精進しなくては。
弁慶橋
この場所は、ウェディングでの写真スポットのようで、何組か写真撮影をされていました。
羅漢石
羅漢とは、煩悩をすべて断滅して最高の境地に達した人を阿羅漢というそうですが、その略称なんだそうです。
わたしは煩悩ありまくりですから(笑)。
江戸中期の画家・伊藤若冲(いとうじゃくちゅう)の下絵による五百羅漢のうちの約20体が集合していました。
京都の伏見稲荷の石蜂寺にあったものを大正14年ころに移動されたんだそうです。
金魚葉椿 (開花時期3~4月)
葉っぱの形が金魚になっている金魚葉椿です。
椿山荘は、その名前のとおりに椿ばっかり植わっています。
椿が咲く季節にきたら、ものすごい楽しめそうです。
椿山荘新十勝 御神木(椎)
樹齢500年、高さ20m、根本周囲4.5mにもなる椿山荘の御神木です。
椿山荘の中では最古の樹木なんだそうです。立派です!
圓通閣(えんつうかく) 椿山荘三重塔
椿山荘の山のてっぺんあたりにある三重塔です。
平安前期に広島県竹林寺に創建され、その後、平清盛が第一回目の修復をしたと伝えられているそうです。
1925年(大正14年)に椿山荘へ移築されてきたそうです。
丸型大水鉢
「京都府東山区粟田口から蹴上を経て山科に通じる日ノ岡峠にあったもの」と書かれています。
要するに移動してきたということでしょうかね?
木食上人という五穀経ちをして木の実を食べる戒律を守っている僧侶が、旅人のために作った水鉢ということのようです。
・・・こういうの、説明が難しいですよね。
もうちょっとわかりやすくなっているとありがたいな~といつも思います(^^;)
五丈滝(ごじょうだき)
プラザに隣接している滝は、結構大きいです。
ホテル内から滝の裏側にも回ることができます。
この周辺は、かなりの花嫁出没率が高く、記念撮影の新郎新婦とよく遭遇しました。
椿山荘の中庭には、七福神もいました。
都内の七福神めぐりをするよりは、かなり簡単に全種類?の神様を拝むことができます。
七福神は別にアップしますので、興味のある方はそちらをご覧くださいね!
ホテル椿山荘東京 アクセス方法
電車の場合、JR目白駅または東京メトロ有楽町線江戸川橋駅が最寄駅となります。
駅からは徒歩だと少し歩くようですので、タクシーかバスに乗ったほうがよさそうです。
時間帯さえ合えば、土日祝日のみ運行される無料のシャトルバスを使うと便利です。
無料のシャトルバスは、池袋駅西口の東京芸術劇場のまえにある7番停留所に発着します。
一時間に1本と少ないバスですが、池袋駅から乗ることができ、ホテル椿山荘東京までノンストップで約20分ほどで到着します。
目白駅まで行って、そこからまたバスに乗り換えて・・・という方法を考えると、体力的にかなり楽でした。
無料シャトルバスのバスのダイヤは、ホテルの公式サイトに掲載されています。
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